東京10Rの「第26回ワールドスーパージョッキーズシリーズ」第4戦、2012プロミネントジョッキーズトロフィー(3歳上1600万下、芝2000m)は6番人気サトノパンサー(Z・パートン騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分58秒3(良)。クビ差2着に4番人気ノーステア、さらに1馬身3/4差で3着に1番人気ヴィクトリースターが入った。
サトノパンサーは栗東・南井克巳厩舎の4歳牡馬で、父キングカメハメハ、母ピサノベネチアン(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は21戦5勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着 サトノパンサー(パートン騎手)
「調教師から、いい脚を長く使えると聞いていたので、中団でじっくりとタメました。最後は併せる形となり、馬が辛抱強く走ってくれました。昨日に引き続き勝つことが出来、本当に嬉しいです」
(南井克巳調教師)
「スタートのうまい馬で、今日も出て流れに乗って競馬が出来ました。1頭になるとソラを使うので、今日は追い出す時に横に馬がいましたし、長くいい脚を使うところを騎手が引き出してくれました」
2着 ノーステア(池添騎手)
「いいポジションで、直線も手応え通り伸びています。最後は叩き合いになり、差し返しているだけに残念です。初めて乗りましたがいい馬です」
3着 ヴィクトリースター(スミヨン騎手)
「ジャンプしてスタートしてしまい、好位につけられませんでした。最後は前をカットされたりして、伸びてはいますがスーッと切れる脚が使えませんでした」
4着 アドマイヤブルー(柴田善騎手)
「もう少し前につけたかったです。バテてはいませんし、馬は徐々に力をつけてきていると思います」
5着 ツルミプラチナム(デムーロ騎手)
「距離も左回りも問題なかったが、直線で他馬を噛みに行ってしまい、左にヨレてしまいました」
8着 トウカイオーロラ(ムルタ騎手)
「直線に向くところまで理想的なレース運びが出来ました。追い出した時の反応が今一つで、息遣いも良くなかったです」
9着 エナージバイオ(シュタルケ騎手)
「最後は盛り返してきたが、前半もう少し前につけることが出来れば良かったです」
13着 チュウワプリンス(ビュイック騎手)
「枠順が外だったので先行出来ませんでした。直線を向いてからは余力がなくなりました」
提供:ラジオNIKKEI