残り200mからの抜きつ抜かれつのたたき合いを制したのは8番人気のサマリーズ(牝、父ハードスパン、栗東・藤岡健)。中団馬群の中から徐々にポジションを上げると、直線では5番人気ダノンレジェンド(2着)とのマッチレースを鼻差で制した。勝ちタイムは1分25秒3。さらに5馬身差の3着には9番人気のヴェントスが入った。なお、1番人気のヴォルカニックは14着に敗れた。
藤岡佑は「抜け出してから遊ぶような感じになったが、ぶつけられながらもうひと伸びした」と会心の勝利に笑顔をのぞかせ、「このメンバーで結果を出せたのは大きい。もっと大きな舞台へ」と今後の飛躍に期待した。
提供:デイリースポーツ