25日、札幌競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1800m)は、松永幹夫騎手騎乗の1番人気ケイアイヘネシー(牡2、栗東・池江泰郎厩舎)が、道中好位追走から4角で先頭に並びかけると、内で粘る3番人気シャーベットトーンをハナ差捕らえ優勝した。勝ちタイムは1分51秒4(稍重)。さらに3馬身差の3着は道中3番手追走の2番人気ミステリーゲスト。
勝ったケイアイヘネシーは、父ヘネシー、母ハーモニーウイン(その父Woodman)という血統。半兄に現2勝のマイサマードリーム(牡6、美浦・前田禎厩舎、父リンドシェーバー)がいて、牝系からは02年朝日杯FS(G1)を制したエイシンチャンプ(牡4、栗東・瀬戸口勉厩舎、父ミシエロ)が出ている。7月17日のデビュー戦(函館・芝1200m)は4着、続く8月8日の2歳未勝利(函館・芝1800m)は3着、8月29日の前走・2歳未勝利(札幌・芝1800m)は2着に敗れており、4戦目での勝ち上がりとなった。通算成績は4戦1勝。ヘネシー産駒は、7月11日の2歳未勝利を勝ったコパノフウジン(牡2、栗東・宮徹厩舎)に続き2頭目の勝ち上がりとなった。