重賞で強い相手にもまれてきた1番人気のカオスモス(牡、父マイネルラヴ、栗東・森)が、自己条件に戻って新馬戦以来の2勝目をマーク。先行した2頭を3番手のインでじっくり見る形で運び、直線半ばで鞍上がゴーサインを出すと一気に抜け出し2番人気のコパノリチャード(2着)に1馬身1/4差をつける快勝。1分33秒4の好タイムで見事人気にこたえた。さらに3馬身差の3着には9番人気のクリノチョモランマが入った。
内田博も「重賞で着に来ている馬だし、負けられないと思っていた。スローだと掛かるところがあるが、いいペースで流れてくれたのもよかったね」と満足顔。森師は「朝日杯(16日・中山)に登録はするけど、多分シンザン記念(1月6日・京都)になると思う」と今後の展望を語った。
提供:デイリースポーツ