昨年に続いての連覇のみならず障害戦GI3連勝がかかる
マジェスティバイオ。厩舎は先週朝日杯フューチュリティステークスで平地GI初制覇を果たして更に上昇機運だ。
また、同じ厩舎の1頭のGI馬
マイネルネオスは今回は2月以来久々の競走。仕上がり状態は気になるが目の離せない1頭だ。
2頭の調教後の田中剛調教師への共同インタビューの内容は以下のとおり。
◎
マジェスティバイオは前回のレースでまた強さを見せてくれましたね。
おかげさまでほっとしています。
◎この中間の様子はどうだったでしょう。
中間も順調で今日もしっかりと最終追い切りを終えました。
◎ここが大目標だと思いますが、休養明け2戦戦って状態はどうでしょうか。
休養明け2戦使って初戦が東京の速いペースに戸惑ってしまって、前回何とか勝ってくれてほっとしています。そのままの流れで大障害に向かっていけるような状態です。
◎昨年に比べてどうでしょうか。
凄くまた筋肉が付いてきている感じで素晴らしい馬になってきています。
◎レース前の気持ちとしては必勝という感じですか。
そうですね。今回は勝って当然というレースなので本当にアク
シデントもなく無事に跳んできて欲しいなということで頭が一杯です。
◎
マジェスティバイオの他にもう1頭
マイネルネオスを出走させますが、こちらはいかがでしょう。
こちらは休養明けなので普段から長めに調教で乗るようにしていて、いい感じで今日も坂路を上がってもらいましたので、感じよく出走できると思います。
◎具体的に状態をどのように見ていらっしゃいますか。
マイネルネオス君も大きいレースを勝っている馬ですが、休養明けのレースが4200メートルの長い距離のレースですからちょっとキツイかなという気もするんですが、とりあえず出走体勢は万全にできていると思っています。
◎有力馬を2頭送り込むわけですが、どんなお気持ちですか。
またまた緊張しなくてはいけないので、障害レースでどっちを見ていたらいいのか、ちょっと戸惑ってしまうのかなと思っています。
◎連覇に向けてお気持ちをお願いします。
障害レースはいろいろありますのでね。とにかく2頭とも無事に跳んできてもらって。それから直線でどんな走りをしてくれるかと、どんなポジションにいるのかということだけで、勝とうなんて意識を持って落馬したことも自分でもありましたから、見ている方は無事に跳んできてくれればとしか考えていませんね。
◎先週は平地のGIを勝って今週は障害のGIに有力馬を出すわけですが。
これも皆さんが応援してくださってくれているおかげなので感謝しかないです。
◎この時期、厩舎は絶好調ですね。
夏場に元気がなかったですからね。こうなってくれて、それだけで真面目にしっかりオーナーに満足していただくのが一番だと思っています。
◎最後に意気込みをお願いします。
ほんとにしっかり真面目に頑張りますので、よろしくお願いします。
(取材:佐藤泉)
提供:ラジオNIKKEI