東京記念、シャコーオープン大差勝ち

2004年09月30日 22:11

 30日、大井競馬場で行われた東京記念(3歳上・ダート2400m、1着賞金3200万円)は、的場文男騎手騎乗の3番人気シャコーオープン(牡4、大井・蛯名末五郎厩舎)が、道中3番手追走から3角で進出すると、後方待機から追い込んだ8番人気ヤスミダブリンに大差をつけて圧勝した。勝ちタイムは2分33秒7(稍重)。さらに1馬身差の3着には12番人気クールアイバーが入り、3連複15万1550円、3連単102万9340円という波乱の結果になった。圧倒的1番人気(単勝160円)に支持されたサンデーバニヤンは道中2番手追走も直線伸びず8着に敗れている。

 勝ったシャコーオープンは父ジェイドロバリー、母ミヤシロオープン(その父ハイセイコー)という血統。半兄に南部駒賞、東北サラブレッド3歳チャンピオンと地方重賞を連勝し、岩手出身馬として初の日本ダービー出走(17着)を果たしたミヤシロブルボン(父ミホノブルボン)、伯父には84年の東京ダービーを勝ったキングハイセイコーがいる。

 02年10月に大井でデビュー戦を飾ったシャコーオープンは、3戦目で2勝目を挙げ、重賞初挑戦となった京浜盃で3着。南関東クラシックの羽田盃、東京ダービーではいずれもナイキアディライトの4、3着と敗れていたが、'04ブリリアントC(準重賞)、武蔵野OP(OP特別)、船橋記念と3連勝で重賞初制覇。今回の勝利で重賞連勝、的場文男騎手とのコンビでは5戦5勝となった。通算成績は16戦7勝。

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