22日、中山競馬場で行われた、クリスマスローズS(2歳・OP・芝1200m)は、道中中団の外目に待機していた北村宏司騎手騎乗の3番人気モグモグパクパク(牡2、美浦・高橋祥泰厩舎)が4コーナーを押しながら回って最後の直線は大外へ。残り200mを切って馬場の大外から一気に追い込んでくると残り100mを切って前の集団をまとめて差し切り、先行して粘り込んだ8番人気ホオポノポノ(牝2、美浦・加藤和宏厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分11秒0(稍重)。
さらにアタマ差の3着に、直線で内を突いてゴール前は一気に脚を伸ばした10番人気コトブキゴールド(牡2、美浦・金成貴史厩舎)が入った。なお、1番人気ヴァンフレーシュ(牝2、美浦・高橋文雅厩舎)は7着、2番人気シュトラール(牡2、美浦・武藤善則厩舎)は10着にそれぞれ敗れている。
勝ったモグモグパクパクは、父メイショウボーラー、母ワスレナイデ、その父フレンチデピュティという血統。
初めての中山コースを使われた前走500万下の黒松賞(芝1200m)でも、同様の追込みを見せて2勝目を挙げたあと、中1週で向かったここも見事な大外一気を披露して連勝。来年の重賞路線進出へ向けても、弾みのつく通算3勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆モグモグパクパク(牡2)
騎手:北村宏司
厩舎:美浦・高橋祥泰
父:メイショウボーラー
母:ワスレナイデ
母父:フレンチデピュティ
馬主:小田切有一
生産者:木下牧場
通算成績:9戦3勝