2頭の激しい叩き合いは内のロードクラヴィウスが制して2勝目を上げた/樅の木賞
23日、阪神競馬場で行われた、樅の木賞(2歳・500万・ダ1800m)は、道中中団を追走していた池添謙一騎手騎乗の5番人気
ロードクラヴィウス(牡2、栗東・安田隆行厩舎)が4コーナー内から手応え良く先行集団へと接近。直線に向いて、馬群が横に広がった中から一気抜け出しを図るも、同じく直線で脚を伸ばしてきた1番人気
クリソライト(牡2、栗東・音無秀孝厩舎)が外から応戦して長い追い比べに。大接戦となるが、ゴール前で
ロードクラヴィウスが、
クリソライトにハナ差だけ競り勝って優勝した。勝ちタイムは1分52秒7(重)。
さらに3.1/2馬身差の3着争いは先行2頭による大接戦となって、3番人気
ローレルベロボーグ(牡2、栗東・山内研二厩舎)が、2番人気
ショウナンアズサ(牝2、栗東・高野友和厩舎)をハナ差抑えて先着した。
勝った
ロードクラヴィウスは、父アドマイヤムーン、母ダイワデリカシー、その父バブルガムフェローという血統。8月11日の新馬戦(札幌ダ1700m)を勝ったあとの3走は敗戦が続いていたが、初めての阪神コースで勝負根性を見せて通算2勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ロードクラヴィウス(牡2)
騎手:池添謙一
厩舎:栗東・安田隆行
父:アドマイヤムーン
母:ダイワデリカシー
母父:バブルガムフェロー
馬主:ロードホースクラブ
生産者:酒井秀紀
通算成績:5戦2勝