2番人気のワンダーロード(牡、父マンハッタンカフェ、美浦・尾形)が新馬らしからぬ落ち着いた走りでデビュー戦を快勝した。序盤はハナに立っていたが、向正面で後続が動いたため控える形。慌てず3番手の外に持ち出すと、直線では鋭く伸びて後続を5馬身ちぎった。勝ちタイムは1分54秒7。2着は3角手前から先頭に立った6番人気のビッグバンドジャズ。さらに5馬身差の3着には出遅れて大味な競馬になった5番人気のハイパーチャージが入った。なお、1番人気のリアルエンブレムは好位の後ろを追走したが、反応が悪く4着に終わった。
「物見をしたりして子どもっぽいけど、エンジンがかかってからは違っていた」と吉田隼。芝を除外されて今回のダート戦へ。次回は寒竹賞(1月6日・中山)か京成杯(1月14日・中山)を視野に入れている。
提供:デイリースポーツ