中山2歳戦、シャコーサクセス快勝

2004年10月02日 11:00

 2日、中山競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1600m)は、後藤浩輝騎手騎乗の5番人気シャコーサクセス(牡2、美浦・勢司和浩厩舎)が、中団追走から直線外に持ち出すと、先に抜け出した1番人気コクサイトップラヴをハナ差し切って優勝した。勝ちタイムは1分35秒3(良)。さらに3/4馬身差の3着には3番人気トップガンジョーが入った。

 勝ったシャコーサクセスは、父フサイチコンコルド、母アフタービート(その父クリエイター)という血統。叔母にはフローラS(OP)などJRA3勝を挙げたバプティスタ(牝9、父サンデーサイレンス)、叔父には03年兵庫チャンピオンS(交流G3)2着のジャズアップ(牡4、美浦・前田禎厩舎、父ジェイドロバリー)がいる。7月13日のデビュー戦(福島・芝1200m)は6着、前走(新潟・芝1400m)は2着に惜敗していた。通算成績3戦1勝。フサイチコンコルド産駒は、8月29日の未勝利戦(新潟・芝1800m)を勝ったメジロファングに続いて、今年のJRA2歳戦2頭目の勝ち上がりとなった。

 2R・2歳未勝利(芝1200m)は、北村宏司騎手騎乗の3番人気マイネルエザット(牡2、美浦・国枝栄厩舎)が、好位追走から先に抜け出した1番人気ローランコングレを3/4馬身差し切って優勝。勝ちタイムは1分09秒5(良)。さらに1/2馬身差の3着には7番人気エンドレステーマが入った。

 勝ったマイネルエザットは、父が新種牡馬マイネルラヴ、母は97年阪神3歳牝馬S(G1)にも出走(10着)したコスモプルミエ(その父ブラッシングジョン)という血統。デビュー戦となった前走(中山・芝1200m)は2番人気に支持されるも4着に敗れていた。通算成績2戦1勝。マイネルラヴ産駒はJRA6頭目の勝ち上がりで、コスモヴァレンチ(牝2、栗東・加用正厩舎)が小倉2歳S(G3)を制すなど、JRAでは9勝を挙げている。

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