24日、中山競馬場で行われた、冬桜賞(2歳・500万・ダ1200m)は、スタートを決めて道中は4〜5番手からの追走となった津村明秀騎手騎乗の2番人気ルミナスウイング(牡2、栗東・安田隆行厩舎)が、4コーナーを楽な手応えで回って最後の直線へ。残り200mを切って、好位追走から早めに抜け出しを図った圧倒的1番人気ミヤジエルビス(牡2、栗東・川村禎彦厩舎)とのマッチレースとなったが、最後はクビ差交して優勝した。勝ちタイムは1分11秒5(稍重)。
さらに5馬身差と離れた3着に、道中先行策から直線で内を突いて脚を伸ばした3番人気ラインミーティア(牡2、美浦・水野貴広厩舎)が入った。
勝ったルミナスウイングは、父クロフネ、母ルミナスポイント、その父アグネスタキオンという血統。叔父ランフォルセ(牡6、美浦・萩原清厩舎)は、2011年エルムSなどダート重賞2勝を挙げている。
11月11日の未勝利戦(京都・ダ1400m)で初勝利を挙げたあと、前走はポインセチア賞(500万下)に出走して10着(2番人気)に敗退。初めての中山コースとなった今回は、変わり身を示しての通算2勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ルミナスウイング(牡2)
騎手:津村明秀
厩舎:栗東・安田隆行
父:クロフネ
母:ルミナスポイント
母父:アグネスタキオン
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
通算成績:4戦2勝