3日、札幌競馬場で行われた2歳未勝利(芝1800m)は、本田優騎手騎乗の3番人気アドマイヤサンサン(牡2、栗東・友道康夫厩舎)が、好位追走から4角手前で外に持ち出し、先に抜け出した1番人気マルブツブリザードを1/2馬身差し切って優勝した。勝ちタイムは1分50秒5(良)。さらに8馬身差の3着には5番人気ツルマルローレルが入った。なお、デイフラッシュは競走除外、セレスクラブは出走取消となっている。

　勝ったアドマイヤサンサンは、父ダンスインザダーク、母ラテルネ(その父トニービン)という血統で、全兄にはJRA現5勝のアドマイヤコンドル(牡6、栗東・友道康夫厩舎)、半兄には02年京王杯2歳S(G2)3着のカラメルアート(牡4、美浦・高市圭二厩舎、父トウカイテイオー)がいる。デビュー戦となった前走(新潟・芝1600m)は4着に惜敗していた。通算成績2戦1勝。ダンスインザダーク産駒は今年のJRA2歳戦5頭目の勝ち上がりとなった。