現地時間2日、米・ベルモントパーク競馬場で行われたジョッキーズクラブゴールドC(3歳上、米G1・ダート10f)は、J.サントス騎手騎乗の1番人気ファニーサイド Funny Cide(セン4、米・T.バークレー厩舎)が道中好位追走から、直線先に抜け出した7番人気(7頭立て)ニューファンドランド Newfoundlandを外から3/4馬身差し切り快勝した。勝ちタイムは2分02秒44(良)。さらに1馬身差の3着に最後方から徐々に進出した3番人気ザクリフズエッジ The Cliff's Edgegaが入り、ファニーサイドと1番人気を分け合ったラブオブマネー Love of Moneyは、道中ハナを切るも直線伸びを欠き6着に敗れている。
勝ったファニーサイドは、父Distorted Humor(その父フォーティナイナー)、母Belle's Good Cide(その父Slewacide)という血統。昨年の米2冠(ケンタッキーダービー、プリークネスS-米G1)を制したが、その後は勝ち星に恵まれず、今年も4月のエクセルシオールBCH(米G3)は勝利したものの、メトロポリタンH(米G1)5着、マサチューセッツH(米G2)2着、サバーバンH(米G1)3着、8月22日の前走・サラトガBCH(米G2)も5馬身差の2着に敗れており、約半年ぶりの勝利、G1はプリークネスS以来約1年5ヶ月ぶりの勝利となった。通算成績は20戦8勝(うちG1・3勝)。