11日、笠松競馬場で行われた第18回白銀争覇(4歳上・ダ1400m・1着賞金180万円)は、道中2番手追走から、4コーナー手前で前を交して先頭に立った東川公則騎手騎乗の3番人気トウショウクエスト(牡8、金沢・佐藤茂厩舎)が直線向いてそのまま抜け出し、3番手追走から直線で脚を伸ばした4番人気ケージーアメリカン(牡6、金沢・高橋優子厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分26秒7(良)。
さらに3/4馬身差の3着に、直線外から脚を伸ばした5番人気アプローチミー(牡6、笠松・川嶋弘吉厩舎)が入った。
なお、1番人気サイモンロード(牡5、愛知・角田輝也厩舎)は道中先手を奪うも4着、2番人気エーシンエフダンズ(牡9、兵庫・橋本忠男厩舎)は後方追走のまま8着に敗れている。
勝ったトウショウクエストは、父コロナドズクエスト、母ジェーントウショウ、その父トウショウフリートという血統。JRAから昨年12月に金沢移籍後は2着2回としていたが、笠松遠征で早め先頭の強気の競馬を見せて、移籍3走目での初勝利が、うれしい重賞初V。
なお、鞍上の東川公則騎手は、この日行われた12レースのうち、2R・3R・5R・6R・9R、そしてこの11Rの6鞍に騎乗し、6戦6連勝と驚異の成績で一日の騎乗を終えた。
【勝ち馬プロフィール】
◆トウショウクエスト(牡8)
父:コロナドズクエスト
母:ジェーントウショウ
母父:トウショウフリート
厩舎:金沢・佐藤茂
通算成績:46戦5勝(JRA43戦4勝、重賞1勝)