積極的に先手を取ったコパノリチャードがそのまま逃げ切り2着に5馬身差をつける圧勝/白梅賞
12日、京都競馬場で白梅賞(3歳・500万・芝1600m)が行われ、好スタートを切って先手を奪ったW.ビュイック騎手騎乗、圧倒的な1番人気コパノリチャード(牡3、栗東・宮徹厩舎)が2番手に1馬身差をつけて4コーナーをカーブ。直線向いて追い出されると後続との差を一気に広げて突き放し、道中4〜5番手の追走から最後まで脚を伸ばした3番人気プリムラブルガリス(牡3、栗東・庄野靖志厩舎)に最後は5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒9(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に、後方待機策から直線は内を突いて差を詰めてきた4番人気ディープウェーブ(牡3、栗東・松田博資厩舎)が入った。なお、2番人気ディープサウス(牝3、栗東・松永幹夫厩舎)は、好スタートを切るも道中でポジションが下がってしまい、その後に遅れた4着に敗れている。
勝ったコパノリチャードは、父ダイワメジャー、母ヒガシリンクス、その父トニービンという血統。新馬戦で逃げ切ったあとの前走・千両賞(500万下・阪神芝1600m)でも同様に先手を奪うも、シンザン記念4着馬・カオスモスに差されて2着。今回は絡まれることなく楽な単騎逃げを展開してあっさりと後続を突き離し、通算2勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆コパノリチャード(牡3)
騎手:W.ビュイック
厩舎:栗東・宮徹
父:ダイワメジャー
母:ヒガシリンクス
母父:トニービン
馬主:小林祥晃
生産者:ヤナガワ牧場
通算成績:3戦2勝