ディープ妹、トーセンソレイユがショウナンバーキンとの叩きあいを制して新馬勝ち
13日、京都競馬場で行われた6R・メイクデビュー京都(3歳新馬・芝1800m)は、無敗の3冠馬ディープインパクトの半妹、W.ビュイック騎手騎乗の1番人気トーセンソレイユ(牝3、栗東・池江泰寿厩舎)が登場。
レースでは、トーセンソレイユが好スタートを決めて道中先頭と差のない2番手を追走、3〜4コーナーで先頭に並びかけて直線へ向くと、各馬一団となる中から残り200mで逃げて2着に粘った7番人気ショウナンバーキン(牝3、栗東・中村均厩舎)と、外から脚を伸ばしてきた、3着の6番人気ポポルブフ(牡3、栗東・清水久詞厩舎)との競り合いに。これを残り100mで3頭併せの真ん中からきっちりと抜け切り、最後は2着以下にクビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分52秒0(良)。
なお、2番人気レッドサクセサー(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)は10着、3番人気に推された、GI2勝馬エイシンフラッシュの半妹、アルテミスハート(牝3、栗東・藤原英昭厩舎)は15着と大敗に終わった。
勝ったトーセンソレイユは、父ネオユニヴァース、母ウインドインハーヘア、その父Alzaoという血統。半兄ディープインパクトは、2005年無敗のクラシック3冠ほか、翌年天皇賞・春、宝塚記念、ジャパンC、有馬記念を制した日本競馬界のスーパーホース。
【勝ち馬プロフィール】
◆トーセンソレイユ(牝3)
騎手:W.ビュイック
厩舎:栗東・池江泰寿
父:ネオユニヴァース
母:ウインドインハーヘア
母父:Alzao
馬主:島川隆哉
生産者:ノーザンファーム