超大型ハリケーン「フランシス」の上陸に備え、フロリダ州フォートローダーデールにある自宅の窓で作業中にはしごから転落し、左手首を骨折したJ.ベイリー騎手(47)が、13日の米・キーンランド競馬開催で復帰する見込みとなった。ベイリー騎手のエージェント・R.アンダーソン氏によると、現地時間5日には、フロリダ州コールダー競馬場で数頭の追い切りを行い、翌日6日にはニューヨークに移動し、こちらでも追い切りを行ったという。 今週末には、30日に米・ローンスターパーク競馬場で行われるブリーダーズCでの騎乗予定について明らかになるという。
同騎手は、これまでブリーダーズCを13勝、米3冠レースで6勝を挙げ、史上最多となる7回のエクリプス賞を受賞している米トップジョッキー。8月6日には、サラトガ競馬で今年641勝目を挙げていた。