スタートを決め中団を追走した2番人気の
ダービーフィズ(牡、父ジャングルポケット、美浦・小島太)が、4角で先頭集団をつかまえるとゴールまできっちり伸びてV。前走の東スポ杯2歳Sは10着に終わったが、自己条件で待望の2勝目を挙げた。タイムは1分49秒3。1馬身3/4差の2着は3番人気の
アドマイヤスピカ、さらに首差の3着には7番人気の
モンテエベレストが入った。なお、1番人気の
ケイティープライドは直線で伸びを欠き、5着に敗れた。
兄姉に重賞勝ちの
クレスコグランド、
アプリコットフィズが名を連ねる良血。蛯名は「距離はもっと長い方がいい馬だが(流れが)いそがしいなりに対応してくれた。一戦ごとに良くなっている」とうなずく。「子どもっぽさがあり、まだまだ良くなる」。今後は共同通信杯(2月10日・東京)などを視野に入れている。
提供:デイリースポーツ