東京新聞杯での復活が期待されるGI馬リアルインパクト(撮影:佐々木祥恵)
 
 2月3日(日)に行われる東京新聞杯(GIII・芝1600m)に出走予定の
リアルインパクト(牡5・堀宣行厩舎)、
ガルボ(牡6・清水英克厩舎)、
モンストール(牡4・尾関知人厩舎)、
インプレスウィナー(牡6・宗像義忠厩舎)の1週前情報。
◆重馬場のウッドチップコースで追い切りを行った
リアルインパクトについて、堀宣行厩舎の橋本調教助手
「前走はマイルCS(GI・芝1600m)は5着でしたが、もっと走る馬だと思っています。今回は馬体重が535キロ前後あって、まだ体に余裕がありますが、馬にフレッシュさを戻すということで、去年のように
ビシバシやるのではなく、馬が良くなるのを待ちながら調整をしています。東京新聞杯にはマクドノー騎手で出走させる方向ですが、場合によっては先延ばしになることもあるかもしれません」
◆
ガルボについて、清水英克厩舎の菊地調教助手
「2走前のマイルCS(16着)は不利もありましたし、前走の阪神C(GII・芝1400m・2着)は人気がなさ過ぎでしたね。石橋脩騎手もうまく乗ってくれていい競馬をしてくれましたし、あれで差されたのだから仕方ないですね。前走後は、在厩で調整をしてきました。昨日(1/23)、ポリトラックで追い切った感じでは、まだ少し重い感じがしますけど、ウチの厩舎は日曜日にハードにやりますからね。日曜にハードに追って、来週水曜日はサーッとやる予定です。あとは、斤量の58キロだけが気になりますね」
◆
モンストールについて、1週前追い切りに騎乗した横山義行騎手
「今日(1/24)は、ウッドチップコースで後ろから追いかける形での追い切りでした。直線は内に入れましたが、反応が良かったです。この馬は背中が良くて、グッと沈みこむようなフォームで走るんですよ。追い切りでの動きは元々良いのですが、だいぶ復調してきたと思います。ノドの方も心配なさそうですね」
◆
インプレスウィナーについて、管理する宗像義忠調教師
「前走の阪神C(10着)後は、短期で放牧に出しました。今週(1/23)は、ウッドチップコースで田中勝春騎手が乗っての追い切りでしたが、動き自体は良かったと思います。今回は東京のマイル戦になりますが、右回りのコースでは、競馬に行くとモタれるところがあるので、左回りの方が良いようです。マイルは少し距離が長く感じますが、引っ掛からなければこなせると思いますので、折り合いがポイントになりますね」(取材・写真:佐々木祥恵)