アルヴェロンが休み明けの一戦を制した(撮影:下野雄規)
2日、東京競馬場でゆりかもめ賞(3歳・500万・芝2400m)が行われ、レース序盤は中団のやや後方を進んでいた蛯名正義騎手騎乗の8番人気
アルヴェロン(牡3、美浦・小島茂之厩舎)が4コーナーをいい手応えで回ると、直線向いて馬群の間を縫うように突き抜けて残り80mで先行各馬を内から一気に差し切り、道中最後方追走から直線大外を伸びてゴール前で勢いよく浮上してきた6番人気
サンバジーリオ(牡3、美浦・尾形充弘厩舎)の猛追をアタマ差退けて優勝した。勝ちタイムは2分29秒5(良)。
さらに3/4馬身差の3着に、4番手追走から直線もしぶとく脚を伸ばした11番人気
マイネルクレイズ(牡3、美浦・和田正一郎厩舎)が入った。
なお、3番人気
ヒラボクディープ(牡3、美浦・国枝栄厩舎)はゴール前で内から追い上げるも4着まで、2番人気
ピュアソルジャー(牡3、美浦・大久保洋吉厩舎)は7着、1番人気
アイズオンリー(牝3、美浦・古賀慎明厩舎)は10着と、上位人気馬がそれぞれ敗れて波乱の決着。
勝った
アルヴェロンは、父ダイワメジャー、母アルヴァーダ、その父Hernandoという血統。前走10月8日の未勝利戦(東京・芝2000m)以来、約4か月ぶりの実戦を苦にせずしっかりと差し切って連勝達成となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
アルヴェロン(牡3)
騎手:蛯名正義
厩舎:美浦・小島茂之
父:ダイワメジャー
母:アルヴァーダ
母父:Hernando
馬主:社台レースホース
生産者:社台
ファーム
通算成績:3戦2勝