昨年の宝塚記念3着以来、7か月半ぶりに復帰する
ショウナンマイティが、栗東坂路で最終リハ。単走でしまい重点に追われて4F54秒3-39秒3-12秒4を記録した。雨で水分を含んだ馬場に脚を取られたこともあるが、終始舌を出して集中力を欠き、追われてからの反応もひと息。騎乗した浜中は、開口一番「休み明けって感じですね」と険しい表情を見せた。
それでも、3週続けて調教に騎乗して「だんだんと動きは良くなってきた。八分ぐらいにはあります」と仕上がりに及第点。休養前に比べて「だいぶ古馬らしくなってきた」と確かな成長も感じている。「個人的に、今乗っている現役馬の中で一番思い入れがある。久々でも、このメンバーで負けてほしくないですね」。GIの勲章を渇望する人馬にとって、地力を試される一戦となりそうだ。
武豊を背に、
トーセンラーは栗東CWへ。
サクセスフェイト(4歳500万下)を追走し、しまい重点に6F81秒6-39秒6-12秒3を記録。ゴール前は若干遅れたが、動きにはキレがあった。鞍上は「先週に続いていい動き。相変わらず乗り味がいいね。けさは手前を変えなかったけど、先週は問題なかったから。久々に乗れるので楽しみ」と好感触を口にした。
提供:デイリースポーツ