史上最多となる7度のエクリプス賞受賞を果たしている米国トップジョッキー、J.ベイリー騎手(47)が、現地時間14日にベルモントパーク競馬場で行われたメイドン・レース(2歳牝、6f)で、約1ヵ月半ぶりに実戦復帰を果たした。ベイリー騎手は、先月初めにフロリダ州を直撃した超大型ハリケーン「フランシス」に備え、自宅の窓で作業中に過ってはしごから転落。左手首を骨折し、療養中であった。
復帰緒戦となったメイドンレースには11頭が出走。ベイリー騎手が騎乗したマイムチャチャ My Muchacha(牡2、米・M.ウイリアム厩舎)は2番人気に推されたが4着に敗れた。また、この日は芝8.5fのメイドンレース(2歳牝)にもソウルスター Soul Star(牝2、米・M.ウイリアム厩舎)で出走したベイリー騎手。9頭立ての1番人気を裏切り4着となった。ベイリー騎手は、10月30日にローンスターパーク競馬場で行われるBCクラシックで、最有力視されているR.マンデラ厩舎のプレザントリーパーフェクト Pleasantly Perfect(牡6)に騎乗を予定している。