府中ダートで3連勝!!!チャーリーブレイヴが差し切りV(撮影:下野雄規)
17日、東京競馬場で3歳ダート路線の主力候補が集結したヒヤシンスS(3歳・OP・ダ1600m)が行われ、レースは前半3F34秒0で通過し、激戦模様のハイペース。
その中から、道中は中団馬群の中に取り付いていたW.ビュイック騎手騎乗の2番人気チャーリーブレイヴ(牡3、美浦・尾関知人厩舎)が4コーナーで押して先行集団を狙って徐々に押し上げてくると、直線向いて外からグングンと伸び、残り100mで早目に抜け出しを図った1番人気コパノリッキー(牡3、栗東・村山明厩舎)を捕らえて差し切った。
そして2着争いは、道中後方待機策からゴール前で大外を追い込んだ4番人気ソロル(牡3、栗東・中竹和也厩舎)が確保した。勝ちタイムは1分36秒6(良)。
さらに1.1/2馬身差の3着に、最後で力尽きた1番人気コパノリッキー。さらにハナ差の4着に、9番人気エーシンレンジャー(牡3、栗東・中尾秀正厩舎)が入った。
なお、交流重賞ウィナーで春はドバイ遠征も視野に入れている3番人気ケイアイレオーネ(牡3、栗東・西浦勝一厩舎)は、見せ場なく9着に敗れてダート戦初黒星となった。
勝ったチャーリーブレイヴは、父Indian Charlie、母Catchofthecentury、その父Carson Cityという、アメリカ生まれの外国産馬。昨年9月の新馬戦(札幌芝1500m)では、勝ち馬から2.2秒離された11着と敗れるも、初ダートの未勝利戦、500万下、そしてこのレースと府中ダートで3連勝の差し切りV。群雄割拠の若駒ダート界を占う名物レースで、また1頭スター候補生が名乗りを上げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆チャーリーブレイヴ(牡3)
騎手:W.ビュイック
厩舎:美浦・尾関知人
父:Indian Charlie
母:Catchofthecentury
母父:Carson City
馬主:林正道
生産者:MikeAbraham
通算成績:4戦3勝