21日、名古屋競馬場で第14回梅見月杯(4歳上・ダ1800m・1着賞金250万円)が行われ、好スタートを決め、道中は後続を引きつけて逃げた丸野勝虎騎手騎乗の3番人気サイモンロード(牡5、愛知・角田輝也厩舎)が3コーナーからスパートを開始すると、その後は後続を大きく突き離して逃げ切り、中団待機策から直線で脚を伸ばした7番人気エイシンナナツボシ(牡6、兵庫・橋本忠男厩舎)に、最後は8馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分0秒3(重)。
さらに1.1/2馬身差の3着に、6番人気トーホウカイザー(牡8、愛知・原口次夫厩舎)が入った。なお、2番人気ミヤジメーテル(牝5、愛知・今津博之厩舎)は4着、1番人気エーシンサンダー(牡6、笠松・伊藤強一厩舎)は9着にそれぞれ敗れている。
勝ったサイモンロードは、父シンボリクリスエス、母ヒガシリンクス、その父トニービンという血統。昨年12月の愛知再転入後は、名古屋コースで3連勝、通算でも6戦5勝2着1回の大得意とする舞台で嬉しい重賞初制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆サイモンロード(牡5)
父:シンボリクリスエス
母:ヒガシリンクス
母父:トニービン
厩舎:愛知・角田輝也
通算成績:15戦6勝(JRA7戦1勝、重賞1勝)