阪神芝は内枠・先行に注意/週末の馬場傾向予測

2013年02月22日 18:10

 netkeiba.comのパドック予想でお馴染みの古澤秀和氏による、JRA発表の馬場情報を踏まえた傾向予測です。明日の予想にお役立てください。なお、明日の開催終了後には土曜日の馬場傾向分析を公開いたします。

【阪神芝】
・開幕週でAコースを使用。寒さが続いたが、芝の状態は良いとのこと。

・例年、内回りを中心に先行馬や内枠が有利になる。外回りについてはあまり気にしなくても良い。

・ある程度時計が掛かりそうで、力の要る馬場に強いタイプや血統が狙い目。

【阪神ダート】
・月曜日のまとまった雨が残って、金曜日正午時点で稍重発表。

・脚抜きが良くなりそうなので、基本的に先行有利で時計は速めと考えておきたい。

【中山芝】
・年明けの開催以来、1開催ぶりの開催でAコース使用(前回Cコース)。

・低温が続いた影響で芝の生育はあまり良くないとのこと。

・前回がCコースで外差しが決まっていたので、Aコースの部分が良くなると極端な内有利の馬場が出現する可能性もあるので芝の色やレース傾向に要注目。

【中山ダート】
・中間の降雨もほとんどなく、金曜正午時点で良馬場発表。凍結防止剤の散布はなし。

・パサパサの馬場になりそうなので、大型のパワータイプが有利になりそう。

【小倉芝】
・今週からBコース使用で3m外に仮柵移動。中間の月・火で26ミリの降雨も良発表。Bコース部分の洋芝は密な緑をキープ中。芝刈りはなし。

・先週日曜は、1200mを中心に外伸びや外枠が有利になるレースが目立ち出した。コース替わりでどう出るかが、明日のチェックポイント。

・サンデーサイレンス系の比較では、ディープインパクト産駒のような軽いタイプは不向きで、ハーツクライ産駒のようなスタミナ・パワー型のが安定して力を出せている。

【小倉ダート】
・雨の影響が残って稍重。水曜以降に降雨がなく、土日も雨の心配はないので表面が乾いて力の要る方向となりそう。参考にするなら、開催2日目の馬場か、それ以上に乾いた馬場。

・馬場が乾くと時計も掛かり、外回しても問題なくなる。ゴール前で大勢一変の差し決着というのも視野に入れておきたい。

先週の傾向、ならびにJRA発表の馬場情報を踏まえた、土曜のオススメ穴馬は下記の通りです。

【土曜日のオススメ穴馬】
・阪神1R 3番キョウワアーサー(枠順・脚質有利)
・阪神2R 4番ウインヒーロー(変わり身注意)
・阪神6R 2番タッチシタイ(デキ良く距離短縮)
・阪神7R 7番ニホンピロノルン(距離延長プラス)
・阪神8R 1番ウエスタンムサシ(脚質有利)
・阪神10R 6番タニノエポレット(条件合う)
・阪神11R 2番レッドアリオン(枠順有利)
・阪神12R 1番ピンウィール(馬場合いそう)
・小倉11R 4番マイファーストラヴ(馬場合いそう)
・中山11R 6番トウショウブリッツ(馬場合いそう)

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