17日、盛岡競馬場で行われた若駒賞(2歳、ダート1600m・1着賞金300万円)は、圧倒的1番人気(単勝130円)に支持された小林俊彦騎手騎乗のウツミジョンソン(牡2、岩手・村上佐重喜厩舎)が、道中4番手追走から先に抜け出した5番人気ワタリシャンハイを4馬身差し切り圧勝した。勝ちタイムは1分42秒2(良)。さらに2.1/2馬身差の3着は中団追走から直線伸びた3番人気ヤマトスピリット。2番人気チトセファイターは直線伸びを欠き7着に敗れている。
勝ったウツミジョンソンは、父カコイーシーズ、母ナイスカオルコ(その父ナイスダンサー)という血統。8月7日のフューチャー2歳(芝1000m)でデビューするが4着。その後、3戦目の2歳(ダート1300m)を7馬身差の圧勝で初勝利を挙げると、続くホープフル2歳(ダート1200m)、前走の若松賞(ダート1400m)と3連勝を達成。4連勝で重賞初制覇を飾った。通算成績6戦4勝。