「JRA・戸崎」が中山3レースで2着に2.5秒差をつける大差でぶっちぎり嬉しい初勝利を挙げた(撮影:下野雄規)
2日、中山競馬場で行われた3R・3歳未勝利(牝・ダ1800m)で、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気オメガインベガス(牝3、美浦・堀宣行厩舎)が好スタートから先手を奪うと、4コーナーを他馬と段違いの手応えで回って直線入り口では一気に後続を突き離し、2着で14番人気のモリミヤビ(美浦・牧光二厩舎)以下に2.5秒もの大差をつけて優勝した。
騎乗していた戸崎圭太騎手は、この日から「JRAジョッキー」として新たにデビュー。1Rで4着、2Rで2着ときて3レース目での嬉しい初勝利は、ぶっちぎりのワンマンショーとなった。
記念の勝利でお立ち台に上った戸崎騎手は、「昨日は冷静に行こうと思っていましたが、いざ朝起きてみると興奮していました(笑)。JRA移籍で、『まずは1勝を』と思っていましたし、今日・明日とたくさんいい馬に乗せて頂いているので、感謝したいです」と話した。
なお、戸崎騎手は今週、この日行われるオーシャンS(GIII)でツルマルレオン(牡5、栗東・橋口弘次郎厩舎)、明日の弥生賞(GII)ではサトノネプチューン(牡3、美浦・堀宣行厩舎)など、中山で土曜10鞍、日曜8鞍に騎乗する。