18日、国内では本年度最後のセールとなる北海道市場「オータムセール」が静内で開催された。会期は18〜19日が当歳、20〜22日が1歳(アングロアラブ含む)。初日となった18日には122頭(牡80頭、牝42頭)が上場され、うち32頭(牡21頭、牝11頭)が売却された。売却総額は2億5021万5000円、取引平均額は781万9219円と、昨年を下回る売り上げとなっている。
この日の注目馬は、03年NHKマイルCなど現4勝のウインクリューガーの半妹にあたるクロフネ産駒インヴァイトの2004(牝0、母の父Be My Guest)で、“タニノ”の冠名で知られる谷水雄三氏が1008万円で落札した。
初日の最高落札価格馬は、アグネスタキオン産駒の大福(牡0、母ジゼルII、母の父Sadler's Wells)で1680万円で“マルブツ”の冠名で知られる大澤毅氏に落札された。同馬の牝系にはPawneese(キングジョージ6世&クイーンエリザベスDS-英G1)がいる。ほかの高額取引馬では、近親にサイレントハンター(大阪杯-G2)がいるグラスワンダー産駒のキミホウセキ2004(牡0、母の父サンデーサイレンス)を1627万5000円で、ダンスインザダーク産駒のダービーラブリネス2004(牡0、母の父トロメオ)を1575万5000円で、共にビッグレッドファームが落札している。