11歳馬フジノウェーブが鮮やかに差し切り、4連覇達成!/東京スプリング盃・大井

2013年03月06日 17:24

 6日、大井競馬場で第4回東京スプリング盃(4歳上・ダ1400m・1着賞金1300万円)が行われ、好スタートを決めて道中は先団のインコースを追走していた御神本訓史騎手騎乗の3番人気フジノウェーブ(牡11、大井・高橋三郎厩舎)が4コーナーで先行集団を射程圏に捕らえると、残り100mで好位追走から先に抜け出しを図った4番人気ピエールタイガー(牡5、大井・荒山勝徳厩舎)を内から鮮やかに差し切り、ゴール前で連れて追い上げた6番人気ケイアイゲンブ(牡7、大井・佐宗応和厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分26秒8(良)。

 ピエールタイガーはゴール前で遅れを取って、さらに1/2馬身差の3着。なお、2番人気トーセンアレス(牡6、浦和・小久保智厩舎)7着、1番人気ミヤサンキューティ(牝5、大井・鈴木啓之厩舎)は12着にそれぞれ敗れている。

 勝ったフジノウェーブは、父ブラックタイアフェアー、母インキュラブルロマンティック、その父Stop the Musicという血統。かつて2007年に地元の交流重賞・JBCスプリント(GI)でJRA勢を撃ち破った大井のスターホースも、以降は年1度のペースで重賞勝ち鞍を重ね続け、ここ3年間は東京スプリング盃を創設以来の3連覇。11歳を迎えた今年も、昨年10月以来の実戦をものともせずに内から鮮やかに差し切ってみせて、このレースの4連覇を見事に達成。これで重賞勝ち鞍は全て地元大井で実に9回目、通算では23勝目をマークし、「無事是名馬」が11歳春を迎えてもなお健在をアピールする走りに、ゴールの瞬間には偉業を称える大きな拍手喝采が沸き起こった。

【勝ち馬プロフィール】
◆フジノウェーブ(牡11)
父:ブラックタイアフェアー
母:インキュラブルロマンティック
母父:Stop the Music
厩舎:大井・高橋三郎
通算成績:58戦23勝(JRA5戦0勝、重賞9勝)
主な勝ち鞍:2007年JBCスプリント(大井-GI)

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