21日、国内では本年度最後のセールとなる北海道市場「オータムセール」の4日目が静内町で行われた。1歳市場の2日目となったこの日は、261頭(牡130頭、牝131頭)が上場され、77頭(牡42頭、牝35頭)が売却された。売却総額は2億3919万円で、取引平均額は310万6364円だった。
この日の最高落札は、01年富士S(G3)を制すなどJRA9勝の成績を残し、現在中国で種牡馬生活を送っているクリスザブレイヴ(牡10、父ノーザンテースト)の半弟にあたるボストンキング(牡1、父ボストンハーバー、母の父Kris)で、“ヒカリ”の冠名で知られる當山隆則氏が1575万円で落札した。03年毎日杯(G3)を制したタカラシャーディー(牡4、父シャーディー)の半弟にあたるオオクラダンサーの2003(牡1、父グランドオペラ、母の父ナイスダンサー)は、966万円でビッグレッドファームが落札。01年ドバイワールドC(首G1)を制したキャプテンスティーヴ(牡7、父Fly So Free)の初年度産駒になるナスノヴィーナスの2003(牡1、母の父ロドリゴデトリアーノ)は、609万円で“エイシン”の平井豊光氏が落札した。なお、ハルウララの半妹にあたるヒロインの2003(牝1、父チーフベアハート)は主取となった。