岩田康誠騎手をゴール前で差し切り、12戦目でのJRA初勝利を達成した原田敬伍騎手
9日、中京競馬場で行われた2R・3歳未勝利(ダ1800m)で、1番人気
ニホンピロバロン(牡3、栗東・田所秀孝厩舎)が優勝。騎乗していた、ルーキー原田敬伍騎手(18歳、栗東・田所秀孝厩舎)は、4名いる2013年度競馬学校卒業生の中でも1番乗りとなる12戦目でのJRA初勝利を達成した。
レースでは、道中中団馬群の中を追走していた原田騎手の
ニホンピロバロンが、早め先頭に立って抜け出した
タニノタキシード(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)を、ゴール前で外から計ったように捕らえて差し切り勝ちを収めた。勝ちタイムは、1分56秒2(良)。
この日18歳の誕生日を迎えたばかりのルーキーは、自厩舎での上位人気馬を無事に勝利に導いた嬉しさからか、ゴール入線後に何度も
ガッツポーズを見せ喜びを隠すことなく爆発させた。