4番人気の
トウシンモンステラ(栗東・村山)が大外一気に突き抜けて完勝。長丁場の一戦を制し、春の大舞台へ向けて存在感を示した。持ち味の決め手を生かすべく、前半は後方で折り合いに専念。外から徐々にポジションを上げ、直線で半ばで
トップギアに入ると、迫力満点の伸び脚で差し切った。勝ちタイムは2分27秒5。1馬身3/4差の2着は2番人気の
アドマイヤスピカ。さらに首差の3着は12番人気の
ポセイドンバローズ。1番人気の
ジャングルパサーは伸びを欠き6着に敗れた。
酒井は「2番手のつもりだったけど進まなかったのであの位置で。左右からプレッシャーを受けながらでも、ためた分しっかりと脚を使った」と満足顔。中京から移動してきた村山師は「間に合ってよかった。走る方へ集中できるようになったね。青葉賞(4月27日・東京、芝2400m)へ」と先を見据えた。
提供:デイリースポーツ