00年から愛・ラスバリースタッドで種牡馬入りしていたシンコウフォレスト(牡11、父Green Desert)が、05年より英・ヘッジホルムスタッドで繋養されることになった。ヘッジホルムスタッドには、コンプトンアドミラル Compton Admiral(牡8、父Suave Dancer、エクリプスS-英G1)、ウォーニングフォード Warningford(牡10、父ウォーニング、レスターシャーS-英G3)などが繋養されている。
シンコウフォレストは、98年高松宮記念(G1)など通算29戦9勝の成績で引退、種牡馬入り。種牡馬入りした00年には、豪・グレンローガンパークにシャトルされており、北半球・南半球合わせてこれまで競走年齢に達した44頭の産駒のうち、15頭が勝ち上がっている。父Green Desert(その父Danzig)の後継種牡馬として人気を博し、来季の種付料は3500ポンド(約68万円)の予定。
主な産駒としては、モスヴェイル Moss Vale(牡3、英・B.ヒルズ厩舎)がおり、シーキングザダイヤ(牡3、栗東・森秀行厩舎)が出走(12着)したジュライC(英G1)では20頭立ての20着に敗れたものの、バリーガロンスタッドS(愛G3・芝6f)、イグルーベンティンクS(英G3・芝6f)では共に2着と好走している。