中山11Rのマーチステークス(4歳以上GIII・ダート1800m)は、2番人気グランドシチー(津村明秀騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分52秒6。ハナ差の2着に6番人気バーディバーディが、2馬身差の3着に3番人気フレイムオブピースがそれぞれ入線。
グランドシチーは美浦・相沢郁厩舎の6歳牡馬で、父キングカメハメハ、母レディクラシック(母の父ブライアンズタイム)。通算成績は24戦8勝となった。
レース後のコメント
1着 グランドシチー 津村明秀騎手
「今日は58キロということもあり、中団から馬のリズムを守っていきました。かかることもなく行きましたが、4コーナーで離れすぎていたので馬の力を信じて追いました。届いてくれてホッとしています。馬も成長してきているので、これからが楽しみです」
2着 バーディバーディ 北村宏司騎手
「リズムよく運べましたし、4コーナーでは馬が自然とゴールに向かっていく感じでした。ただ、残り1ハロンぐらいからだいぶ苦しくなってしまいました。粘り強いですが、あそこまで行ったら勝ちたかったです」
3着 フレイムオブピース 蛯名正義騎手
「中山のカーブはあまり軽快に走れない感じです。もともとスッという脚を使うタイプではありませんが、押していっても反応してくれませんでした。最後は伸びてきているのですが……」
4着 グラッツィア 柴田善臣騎手
「馬はいい雰囲気でしたし、よくがんばっていました」
7着 ナリタシルクロード 江田照男騎手
「やっとこのクラスで走れました。体も絞れて、動ける状態になっていました」
9着 トーセンアレス 張田京騎手
「もう少し前に行きたかったです。追ってもバテない馬ですから、最後は来ていました。外を回したほうがよかったかもしれません」
10着 ジョヴァンニ 四位洋文騎手
「重賞も初めてでしたし、今まではハナに行って力任せで勝ってきているので、今日は経験の差が出ました。この馬のリズムで3番手につけて行きましたが、3コーナーでペースが上がったときについて行けませんでした。力はあるので、慣れてくれば大丈夫だと思います」
16着 コスモファントム 松岡正海騎手
「久々のダートがこたえました」
提供:ラジオNIKKEI