27日、船橋競馬場で行われた平和賞(2歳、ダート1600m、1着賞金1200万円)は、内田博幸騎手騎乗の1番人気シーチャリオット(牡2、船橋・川島正行厩舎)が、中団追走から4角手前で徐々に進出し、直線では後方から追い込んだ6番人気ワタリファイターに4馬身差をつけて優勝。勝ちタイムは1分40秒4(不良)。さらにクビ差の3着には8番人気パークリーアケコが入り、2番人気に支持されたガイアヘッドは7着に敗れた。
勝ったシーチャリオットは父Seeking the Gold、母Neptune's Bride(その父Bering)という血統で、ドバイのモハメド殿下によるダーレージャパンレーシング(高橋力代表)所有の米国産馬。9月24日のデビュー戦(船橋・ダート1000m)では2着に7馬身差をつける圧勝劇を見せていた。鞍上の内田博幸騎手は02年のグリンゼファーに続いて同レース2勝目、管理する川島正行調教師は92年キタサンテイオーに続いて同レース2勝目となった。また、同馬の優勝はダーレージャパンレーシング所有馬で初の重賞制覇となった。