30日、阪神競馬場でアザレア賞(3歳・500万・芝2400m)が行われ、道中最後方に待機していた福永祐一騎手騎乗の1番人気アドマイヤスピカ(牡3、栗東・松田博資厩舎)が、直線に向いて馬場の大外に持ち出されると、前半1000m66秒台の超スローペースに落として逃げ込みを図った3番人気ウインアルザス(牡3、栗東・西園正都厩舎)をゴール寸前で捕らえて差し切り、ハナ差で優勝した。勝ちタイムは2分29秒6(良)。

　さらに2馬身差の3着に、2番人気ライジングゴールド(牡3、栗東・松田博資厩舎)が入った。

　勝ったアドマイヤスピカは、父キングカメハメハ、母エルダンジュ、その父サンデーサイレンスという血統。年末の未勝利戦(中山芝2000m)を制した後は、500万で2着が2回。ここは順当な差し切り勝ちを見せて、通算2勝目となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆アドマイヤスピカ(牡3)
騎手：福永祐一
厩舎：栗東・松田博資
父：キングカメハメハ
母：エルダンジュ
母父：サンデーサイレンス
馬主：近藤利一
生産者：ノーザンファーム
通算成績：6勝2勝