中山10Rの安房特別(4歳上1000万下、芝2500m)は4番人気ヴァーゲンザイル(吉田豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分31秒4(良)。1馬身1/4差2着に2番人気アースステップ、さらにクビ差で3着に9番人気レオプログレスが入った。
ヴァーゲンザイルは美浦・田村康仁厩舎の5歳セン馬で、父ネオユニヴァース、母クイーンソネット(母の父ノーザンテースト)。通算成績は19戦4勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着 ヴァーゲンザイル(吉田豊騎手)
「前走も乗って今日が2回目ですが、最初にこの馬に乗った時は気持ちが入っていない感じでした。ただ、道中の行きっぷりも良く、終いもいい脚を使ってくれていました。今回も馬のリズムで、自分のペースで行きました。ペースも向いて、以前は気が抜けてしまうところが最後あったのですが、そこも解消されていました」
2着 アースステップ(北村宏騎手)
「前が引っ張ったので、ペースが極端なスローにならなくて良かったです。徐々に脚を使わそうと勝ちに動きました。調子も良く、馬は頑張りました。もう少しだったのですけどね...」
3着 レオプログレス(田辺騎手)
「1回使った上積みがあって絞れていました。返し馬の時から気持ちの乗りが違うと感じ、これならやれると思いました」
4着 アドマイヤパーシア(田中勝騎手)
「前半、力を抜いて走ってくれればいいのですけどね。行きたがるのをなだめて、手綱を握れば握るほどグーッと行ってしまいます。そこまで来ているのですが...」
5着 カナロア(内田博騎手)
「止まってしまいました。3コーナーでフワッとするところがあるので、早めに気合いを入れて、自ら行く形にしました。ヨシヨシと思っていたら、苦しくなってしまいました」
提供:ラジオNIKKEI