2011年ケンタッキーダービー馬、アニマルキングダムが優勝/ドバイWC(撮影:沢田康文)
31日3時5分(現地22時5分)、UAEドバイ・メイダン競馬場でドバイワールドカップ(GI・AW2000m・1着賞金600万USドル)が行われ、道中は2番手追走していたJ.ロザリオ騎手騎乗の2011年のケンタッキーダービー馬でアニマルキングダム(牡5、米・G.モーション厩舎)が、直線に向いて一気に後続を突き離して優勝した。勝ちタイムは、2分3秒22。
以下、2着には直線内から一気に脚を伸ばしたレッドカドー(セン7、英・E.ダンロップ厩舎)、3着に後方から追い込んだプラントゥール(牡6、英・M.ボッティ厩舎)が入った。
勝ったアニマルキングダムは、父Leroidesanimaux、母ダリシア、その父Acatenangoという血統。2011年のケンタッキーダービー(チャーチルダウンズ-ダ2000m)を制したアメリカの実力馬が、昨年故障で断念した世界最高賞金の一戦を横綱相撲での圧勝を飾って2度目のGI制覇。通算5勝目となった。
【プロフィール】
◆アニマルキングダム(牡5)
騎手:J.ロザリオ
厩舎:米・G.モーション
父:Leroidesanimaux
母:ダリシア
母父:Acatenango
馬主:Team Valor International
生産者:Team Valor
通算成績:11戦5勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2011年ケンタッキーダービー(GI)