13日(土)に中山競馬場で行われる中山グランドジャンプに出走を予定しているリキアイクロフネについて田中剛調教師のコメントは以下の通り。
「前走のペガサスジャンプステークスでは強いレースをしてくれました。私の厩舎に転厩してきて1ヶ月足らずだったので手探りの状態でレースに出したのですが、レースの上がりが速くて楽勝だったので、次はグランドジャンプに行くしかないだろうということになったのです。
馬の状態は変わることなく良いです。4000メートルを超える距離と大障害が初めてとなりますが、飛越に関しては心配していません。まだ障害馬としてはキャリアが浅い馬で、ここは経験をするというつもりでもいますが、無事に跳んで前走のような脚が最後に使えるかどうかだと思っています。
マイネルネオスは10歳になりましたが衰えはありません。前走の阪神スプリングジャンプはレースの流れが速いところに62キロという斤量でしたが、今度は同じ斤量で、この馬に合ったペースになると思っています。一昨年の勝ち馬でもあり、もうひと踏ん張りして欲しいと思っています。
ビービースカットも中山の長距離の方がペースとしては合うと思っているので頑張ってほしいです。」
(取材:小林雅巳)
提供:ラジオNIKKEI