13日、中山競馬場で山藤賞(3歳・500万・芝2000m)が行われ、道中はマイペースでの単騎逃げに持ち込んだ田辺裕信騎手騎乗の3番人気サムソンズプライド(牡3、美浦・杉浦宏昭厩舎)が、勝負処からのラストスパートを開始。2番手追走から、4コーナーでこれに並びかけた7番人気ヘイローフォンテン(牡3、美浦・石毛善彦厩舎)との激しい叩き合いをゴール前で制し、最後はクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分1秒1(良)。

　さらに2.1/2馬身差の3着に、離れた4番手追走から粘り込んだ6番人気イレプレイスブル(牡3、美浦・畠山吉宏厩舎)が入った。なお、1番人気ケイアイチョウサン(牡3、美浦・小笠倫弘厩舎)は中団追走も末脚不発に終わり4着まで。

　勝ったサムソンズプライドは、父メイショウサムソン、母フェザーレイ、その父エルコンドルパサーという血統。前走・3月30日の未勝利戦(中山芝1800m)での初勝利に続く連勝を決め、通算2勝目を挙げた。

【勝ち馬プロフィール】
◆サムソンズプライド(牡3)
騎手：田辺裕信
厩舎：美浦・杉浦宏昭
父：メイショウサムソン
母：フェザーレイ
母父：エルコンドルパサー
馬主：シルク
生産者：ノーザンファーム
通算成績：10勝2勝