31日、東京競馬場で行われた3R・2歳新馬(芝1600m)は、O.ペリエ騎手騎乗の1番人気メガトンカフェ(牡2、美浦・小島太厩舎)が、道中後方追走から直線外に持ち出すと、内から抜け出した3番人気カウンタックを2馬身差し切り快勝した。勝ちタイムは1分38秒1(重)。さらに3/4馬身差の3着には2番人気ダイワブレードが入った。
勝ったメガトンカフェは、父サンデーサイレンス、母バレークイーン(その父Sadler's Wells)という血統で、半兄に96年日本ダービー(G1)馬フサイチコンコルド(牡11、父Caerleon)、全兄にボーンキング(牡6、京成杯-G3)がいる。一族には阪神大賞典(G2)を制したリンカーン(牡4、栗東・音無秀孝厩舎、父サンデーサイレンス)、今年のフローラS、ローズS(共にG2)で2着に入ったグローリアスデイズ(牝3、栗東・音無秀孝厩舎、父サンデーサイレンス)、さらにメガトンカフェと同厩舎で、函館2歳S(G3)を制したアンブロワーズ(牝2、父フレンチデピュティ)などがいて、近年勢いのある牝系。サンデーサイレンス産駒は、今年のJRA2歳戦23頭目の勝ち上がり。