14日、高知競馬場で第29回二十四万石賞(4歳上・ダ1900m・1着賞金60万円)が行われ、先手を奪った永森大智騎手騎乗の1番人気
グランシュヴァリエ(牡8、高知・雑賀正光厩舎)が、3コーナーで後続を突き離しにかかり、後続とのリードを広げて直線に向いてくると、2番手追走から粘り込んだ8番人気バウンサー(牡5、高知・打越勇児厩舎)以下に、8馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分8秒4(良)。
さらに3馬身差の3着に、3番手を追走した2番人気
クイックリープ(牡8、高知・打越勇児厩舎)が入った。なお、3番人気
マンテンスカイ(セ6、高知・炭田健二厩舎)は、6着に敗れている。
勝った
グランシュヴァリエは、父タヤスツヨシ、母ラストキッス、その父マルゼンスキーという血統。今年に入り、交流重賞の佐賀記念で5着、前走・大高坂賞(福山・1800m)では強豪
マチカネニホンバレの前に2着に敗れていたが、ここは実力の違いを見せつける逃げ切り勝ちを収め、昨年末の高知県知事賞以来となる3度目の重賞制覇。通算14勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
グランシュヴァリエ(牡8)
騎手:永森大智
厩舎:高知・雑賀正光
父:タヤスツヨシ
母:ラストキッス
母父:マルゼンスキー
馬主:宮崎忠比古
生産者:川上牧場
通算成績:56戦14勝(JRA13戦3勝、重賞3勝)