ダイワスカーレットの初仔、ダイワレーヌが競走馬登録を抹消、繁殖入りへ(写真は昨年の産地馬体検査時)
16日、2008年の有馬記念、2007年の桜花賞などGI4勝、重賞6勝を挙げたダイワスカーレットの初仔で、チチカステナンゴ産駒のダイワレーヌ(牝3、栗東・松田国英厩舎)が捻挫のため、競走馬登録を抹消したことが明らかとなった。今後は、生まれ育った北海道千歳市の社台ファームで繁殖牝馬となるという。
ダイワレーヌは、昨年12月22日の新馬戦(芝1600m)でデビューし6着。その後は、3走目の未勝利戦(小倉芝2000m)で2着に入ったものの、現役最後のレースとなった前走の未勝利戦(小倉芝2000m)では、3番人気に推されて10着に敗れていた。
デビュー戦では、GI4勝を挙げた女傑の初仔として圧倒的な1番人気に推されるなど大きな注目を集めたが、成績も伸び悩んだ上に脚部不安も重なり、この度の早期繁殖入りとなった。
なお、ダイワスカーレットの仔は、現2歳世代にキングカメハメハ産駒のダイワレジェンド(牝)、1歳世代にはハービンジャー産駒の「ダイワスカーレットの12(牝)」が誕生している。