20日、佐賀競馬場で第1回六角川賞(3歳上・ダ1800m・1着賞金60万円)が行われ、レース序盤は2番手で進めた鮫島克也騎手騎乗の1番人気エスワンプリンス(牡4、佐賀・手島勝利厩舎)が、2周目向正面で先頭に立つと、あとは持ったまま直線に入って難なく後続を突き放し、最後は2着の2番人気アティロン(牝5、佐賀・大島静夫厩舎)に8馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒2(不良)。
さらに1/2馬身差の3着に7番人気ゴールドマイン(セ9、佐賀・真島元徳厩舎)が入った。なお、3番人気マイウエイ(牡7、佐賀・松島寿厩舎)は、そこからクビ差の4着に終わっている。
勝ったエスワンプリンスは、父アジュディケーティング、母エスワンスペクター、その父シャンハイという血統。前走のオッズパークグランプリ(笠松)ではラブミーチャンの3着に終わったが、地元に戻ったここは単勝オッズ1.0倍という圧倒的な支持に応えて楽勝。重賞勝利はこれで4つ目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆エスワンプリンス(牡4)
騎手:鮫島克也
厩舎:佐賀・手島勝利
父:アジュディケーティング
母:エスワンスペクター
母父:シャンハイ
馬主:満岡洋子
生産者:広富牧場
通算成績:15戦10勝(重賞4勝)