グランプリボス、外から鮮やか差し切りV/マイラーズC

2013年04月21日 18:00

浜中俊騎手騎乗のグランプリボス外から差し切り快勝。重賞5勝目を挙げた

 21日、京都競馬場で安田記念へ向けた前哨戦・マイラーズC(4歳上・GII・芝1600m)が行われ、道中は中団の外目を追走していた浜中俊騎手騎乗の5番人気グランプリボス(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)が、4コーナーで各馬が一団となる中で馬場の大外から押して先行集団へと徐々に接近。直線に向いては残り200mで内から先頭に立った1番人気カレンブラックヒル(牡4、栗東・平田修厩舎)をゴール前で外から差し切り、連れて大外から追い込んできた8番人気サンレイレーザー(牡4、栗東・高橋義忠厩舎)に、最後は1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒6(良)。

 さらにアタマ差の3着に、ゴール前で内から脚を伸ばした3番人気ダノンシャーク(牡5、栗東・大久保龍志厩舎)が入った。一旦は先頭に立ったカレンブラックヒルはその後クビ差遅れての4着、5着に13番人気フィフスペトル(牡7、美浦・加藤征弘厩舎)の順で確定。

 なお、2番人気クラレント(牡4、栗東・橋口弘次郎厩舎)は、伸び脚なく8着に敗れている。

 勝ったグランプリボスは、父サクラバクシンオー、母ロージーミスト、その父サンデーサイレンスという血統。昨秋のマイルCSでは、最後の直線で致命的な不利を受けながらも2着と力を示すも、香港遠征ではいいところなく惨敗。年明け初戦のここは、有力馬が多数出走してきたこともあって5番人気の支持に過ぎなかったが、最後の直線は馬場の外を一気に伸びて、国内のマイル路線での地力上位を改めて示す走りを披露し、自身5度目の重賞V。通算6勝目を挙げた。

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