21日、佐賀競馬場で第1回由布岳賞(3歳上・ダ2000m・1着賞金80万円)が行われ、序盤2番手から勝負所で先頭に立った南谷圭哉騎手騎乗の2番人気デュナメス(牡7、佐賀・土井道隆厩舎)と、この動きに合わせて並びかけてきた1番人気レイズミーアップ(セ9、佐賀・真島元徳厩舎)が、直線後続を引き離しての競り合いとなり、最後にデュナメスがアタマ差レイズミーアップを退けて勝利した。勝ちタイムは2分9秒9(不良)。
この2頭から5馬身差の3着には、3番人気キャプテンマジン(牡8、佐賀・九日俊光厩舎)が入った。
勝ったデュナメスは、父キングカメハメハ、母セイシンビルゴ、その父フジキセキという血統。前走のはがくれ大賞典でデッドヒートの末に同着となったレイズミーアップとまたも一騎打ちの形になったが、今回はこのライバルを見事下して、重賞3勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆デュナメス(牡7)
騎手:南谷圭哉
厩舎:佐賀・土井道隆
父:キングカメハメハ
母:セイシンビルゴ
母父:フジキセキ
馬主:南部明則
生産者:細川牧場
通算成績:47戦29勝(JRA3戦0勝、重賞3勝)