和田竜二騎手騎乗のウイングリートがマイペースの逃げに持ち込み、直線に入ってもその差は詰まらず鮮やかに逃げ切った
27日、京都競馬場で、あやめ賞(3歳・500万・芝1800m)が行われ、好スタートを決めて道中はマイペースの逃げに持ち込んだ和田竜二騎手騎乗の2番人気ウイングリート(牡3、栗東・加用正厩舎)が、直線半ば残り200m付近では後続との差を大きく広げてそのまま悠々と押し切り、中団待機策から直線に向いて差を詰めた1番人気オツウ(牝3、栗東・須貝尚介厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分47秒0(良)。
さらにクビ差の3着に、後方待機策からゴール前で追い込んだ5番人気ダンツクロノス(、栗東・山内研二厩舎)が入った。なお、3番人気エーシンエポナ(牝3、栗東・沖芳夫厩舎)は5着に敗れている。
勝ったウイングリートは、父クロフネ、母ハローアゲイン、その父アグネスタキオンという血統。1月6日、通算9戦目の未勝利戦(京都ダ1400m)で初勝利を挙げると、3走前から芝中距離路線へと転向。前走・ひめさゆり賞(福島芝2000m)では先行して4着に敗れていたが、ここは圧倒的人気馬を尻目に鮮やかな逃げ切りを決めて500万突破を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆ウイングリート(牡3)
騎手:和田竜二
厩舎:栗東・加用正
父:クロフネ
母:ハローアゲイン
母父:アグネスタキオン
馬主:ウイン
生産者:友田牧場
通算成績:13戦2勝