83年米最優秀古馬牡馬のベイツモーテル Bates Motel(牡25)が、現地時間10月12日に繋養先の米・ゲインズウェイ牧場で安楽死処分となっていたことが判明した。
ベイツモーテルは、父Sir Ivor、母Sunday Purchase(その父T.V.Lark)という血統。半弟にハーティム Hatim(サンアントニオH-米G1、父Exclusive Native)がいる。現役時代は、83年サンタアニタH(米G1)、モンマスH(米G1)、サンアントニオH(米G1)、サンディエゴH(米G3)などを制し、同年の米最優秀古馬牡馬に選出された。通算成績は米19戦9勝(うちG1・3勝)。引退後はBroad BrushやCozzeneなどの繋養先として知られる米・ゲインズウェイ牧場で種牡馬生活を送り、20年間の間にプライベートスクール Private School(オハイオダービー-米G2)や、バーバリカ Barbarika(ジョニーウォーカーブラッククラシックH-米G2)、ガールオンミッション Girl on a Mission(ランパートH-米G2)などのステークスウイナーや、本邦輸入馬としてブロンドインナモーテル(カナディアンオークス-加G1)〜ラプタス、メモリーベイツ(東海桜花賞)らを輩出した。