久々を感じさせない動きを見せたローマンレジェンド(撮影:井内利彰)
5月6日に船橋競馬場で行われる、かしわ記念に出走を予定しているローマンレジェンド(栗東・藤原英昭厩舎)が、朝一番のCWコースで最終追い切りを行った。
岩田康誠騎手が跨って、メイショウクロオビを追走する内容。メイショウクロオビが、1秒近く先行する形で6F標識を通り過ぎていったが、次第にその距離は縮まっていく。ジョッキーがしっかりと抑えていたが、馬はそれを嫌がることなく、スムーズな走り。
4コーナーから直線にかけて、更にペースが速くなったが、全く問題なし。ラスト1Fで手綱を緩められると、弾けるように伸びて、大きく先着。時計は6F81.6〜5F66.4〜4F51.3〜3F37.2〜1F11.5秒と文句なし。余力十分に走って、この時計はさすがの一言。2013年最初のレースになるが、追い切り内容から、久しぶりの心配は全くない。(取材・写真:井内利彰)