アルゼンチン共和国杯、レニングラード重賞初制覇

2004年11月07日 15:35

 7日、東京競馬場で行われたアルゼンチン共和国杯(G2・芝2500m)は、横山典弘騎手騎乗の2番人気レニングラード(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)が、スローな流れの中団で折り合い直線坂上で抜け出すと、道中最後方から追い込んだ8番人気テンジンムサシをクビ差抑え優勝した。勝ちタイムは2分33秒8(良)。さらにアタマ差に3着は先に抜け出した3番人気スーパージーンが入り、1番人気に支持されたグラスポジションは10着に敗れた。

 勝ったレニングラードは、父トニービン、母ブリリアントベリー(その父ノーザンテースト)という血統。半兄が現8勝のニューベリー(牡6、父フジキセキ)、半弟がラジオたんぱ賞(G3)2着のカンパニー(牡3、父ミラクルアドマイヤ)で、共に本馬と同じ音無厩舎所属馬。叔父は95年マイラーズC(G2)を制したビッグショウリ(牡13、ノーザンテースト)になる。レニングラードは、02年ラジオたんぱ賞(G3)で2着、菊花賞(G1)でも6着に入るも、その後は脚部不安で休養入り。今年2月のオートキツメモリアル(1000万下)で1年3ヶ月ぶりに復帰するも、6着に敗れ再び休養入り。復帰戦となった8月の佐渡特別(1000万下)を快勝すると、続く新潟記念(G3)では1番人気で2着。前走の京都大賞典(G2)は3着に敗れていた。今回の勝利で重賞初制覇。通算成績12戦4勝。

 鞍上の横山典弘騎手は、90年メジロモントレー、91年ヤマニングローバルに続き同レース3勝目。JRA重賞はイングランディーレで制した天皇賞・春(G1)など今年5勝目で、通算では78勝目。なお、本日の東京3RでJRA年間100勝を達成している。管理する音無秀孝調教師は、98年ユーセイトップランに続き同レース2勝目。JRA重賞はリンカーンで制した阪神大賞典(G2)に続き今年2勝目。通算では13勝目。

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